第7回鹿児島X線撮影研究会を、平成28年11月29日15時より、鹿児島大学病院にて開催いたしました。
今回は、足関節撮影の第1回目として、「足関節撮影を極める!~なかなか聞けない足関節の基本~」というテーマで、足関節の基礎解剖、足関節骨折の症例と治療についての講義、足関節撮影法の座学ならびにハンズオンという、盛りだくさんの内容でした。
足関節の基礎解剖では、骨・筋・腱などの解剖から、足関節の動きなど詳細な説明が行われました。
足関節骨折の症例と治療については、実際の症例を紹介して頂きながら、骨折の分類を学び、またどのような治療・手術が行われたかなど紹介がありました。また症例に応じて、どのような撮影(画像)が必要かという説明もありました。
足関節撮影法では、足関節正面の撮影を基本に、正面から側面撮影への展開や、斜位撮影の撮影角度の決め方、また撮影画像の良否の判断基準などを教えて頂きました。
ハンズオンでは講義の内容を生かした実技が行われ、実際にファントムを撮影し、画像の良否の判断や、再撮影時の修正方法を実践しました。
当日は、 47名(技師会会員38名、非会員7名、メーカー2名)と過去に比べると少ない参加者数ではありましたが、充実した研究会となりました。
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テーマ:『足関節撮影を極める!~なかなか聞けない足関節の基本~』